中医鍼灸研究会・中医薬学研究会

クラブ活動

中医鍼灸研究会

設立のきっかけ

中医学の特徴は、体の中心となる五臓六腑と体の各部位が経絡というネットワークによって張り巡らされているという独特な整体観とその整体観に基づいた中医学独特の診断治療システムである弁証論治に概括される。

卒業後すぐに中医鍼灸施術ができるためには、弁証から導き出された病証に対して、どの穴をどのように刺鍼するかを多く学ぶ必要がある。そのために2014年度にこの会を発足させた。

活動目標

  • 病証に対して要穴を選択できるようになる。
  • 要穴の性質を説明できる。
  • 要穴の刺鍼方法を刺鍼できる。

活動内容

  • 病証に沿った配穴を学ぶ。
  • その穴の刺鍼を見て学ぶ。
  • その穴を互いに刺鍼して学ぶ。

活動日

第二・四火曜日 15:10~16:40
(活動日については、年度によって変更の可能性あり)

年間スケジュール

10月~2月基本証の配穴処方の学習と刺鍼練習
4月~9月代表疾患の配穴処方の学習と刺鍼練習

年に1~2回、外部から講師を招待して特別講義を開催。

中医薬学研究会

設立のきっかけ

中医学は鍼灸と漢方(中医薬)を両輪とする医学である。授業で行う鍼灸側からみた中医学だけではなく、漢方側からみた中医学も学習することで、より深い中医鍼灸を探求することができると考え、本会を2015年度に発足させた。

活動目標

  • 漢方の知識を身につける。
  • 漢方(中医薬)を学ぶことで中医学をより深く理解する。
  • 漢方処方者(医師・薬剤師)の考えを理解できる。

活動内容

  • 中医学理論を学ぶ。
  • 中医薬学、方剤学を学ぶ。
  • 漢方薬局へ見学に行く。

活動日

第四木曜日にオンデマンド配信。

年間スケジュール

10月~12月基本的な気血津液の病証の病因病機・弁証・方剤を学ぶ。
1月~9月代表疾患の病証の病因病機・弁証・方剤を学ぶ。

講義は外部講師(中医薬学・方剤学)と本校講師(中医基礎理論)が担当