講座紹介
臨床家としての能力をより高めるために、中医学理論について学ぶ

初学者の中医針灸術
王醫仙先生流の奇穴治療の紹介
目 標
中国針の刺針に慣れ施術できるところまで繋げる。
講義時間
【前編】第2日曜日 12:45~14:45(通期:10回)
【後編】第2日曜日 15:00~17:00(通期:10回)
教科書
プリント
受講料
前期分20,000円(5回分)、後期分20,000円(5回分)、前後期分一括納入の場合30,000円(10回分)、1回分のみ受講する場合5,000円
●教材費 針代 通期 : 2,000円 半期 : 1,000円 1回 : 200円
受講資格
鍼灸師(初心者向け)、医師・歯科医師
※学生は受講できません。有資格者のみ受講可能です。
講師
横田 篤広(よこた あつひろ)
初学者の中医針灸術(前編:経絡編)~王醫仙先生流の奇穴治療の経絡紹介~
前期(平成30年4月から10月まで)
4月8日 | 基本概念 太陽経-少陰経の運用 毫鍼 |
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5月13日 | 陽明経-太陰経の運用 毫鍼 |
6月10日 | 少陽経-厥陰経の運用 毫鍼 |
7月8日 | 経絡のまとめ 毫鍼 |
10月14日 | 督脈、背兪穴、頭部 灸頭鍼 |
後期(平成30年11月から平成31年3月まで)
11月11日 | 督脈、背兪穴、頭部 灸頭鍼 |
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12月9日 | 督脈、背兪穴、頭部 灸頭鍼 |
1月13日 | 任脈、腹募穴、顔面部 火鍼 |
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2月10日 | 任脈、腹募穴、顔面部 火鍼 |
3月10日 | 任脈、腹募穴、顔面部 火鍼 |
初学者の中医針灸術(後編:喩穴編)~王醫仙先生流の奇穴治療の喩穴紹介~
前期(平成30年4月から10月まで)
4月8日 | 基本概念 下焦の穴 |
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5月13日 | 下焦の穴 |
6月10日 | 下焦の穴 |
7月8日 | 中焦の穴 |
10月14日 | 上焦の穴 |
後期(平成30年11月から平成31年3月まで)
11月11日 | 上焦の穴 |
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12月9日 | 上焦の穴 |
1月13日 | 上焦の穴 |
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2月10日 | 顔面部・頭部 |
3月10日 | 喩穴のまとめ |
中医針灸臨床実技
中医針灸の弁証論治を実践的に学ぶ
目 標
中医針灸の弁証論治について、四診を中心に実践的に学ぶ。
講義時間
第2日曜日 10:00~12:00 (通期:10回)
受講料
前期分20,000円(5回分)、後期分20,000円(5回分)、一括受講費:30,000円(10回分)
教材費
500円
受講資格
鍼灸師・医師・歯科医師
講師
浅川 要(あさかわ かなめ)
「中医針灸臨床実技」講義概要
前期(平成30年4月から10月まで)
4月8日 | 基本概念 弁証論治概論、四診概論 |
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5月13日 | 望診① |
6月10日 | 望診② |
7月8日 | 切診① |
10月14日 | 切診② |
後期(平成30年11月から平成31年3月まで)
11月11日 | 問診、四診合参 |
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12月9日 | 弁証と配穴処方 |
1月13日 | 刺鍼手技(直刺、透刺、水平刺) |
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2月10日 | 刺鍼手技(得気、補瀉、平補平瀉) |
3月10日 | 模擬治療 |
※見学及び1回のみの受講は不可。なお、都合により予定通り進まないことがありますが、ご容赦下さい。
吸玉療法の基礎と臨床
吸玉の利用方法、施術方法を全て紹介いたします
目 標
本年から更に新しい「吸玉療法」を紹介して参ります。数多くある道具の使い方と「吸玉療法」では初となる舌診と脈診を取り入れた施術方法もご紹介いたします。舌脈診は中医学の診察方法で習得するにはハードルがありますが、身体のどこが変動を起こしているのかを知るには有用性の高い方法です。新しい「吸玉療法」を目にし、臨床に役立てていただきたいと思います。また今年からは参加者の方々と「吸玉が効く圧・施術方法」を一緒に考えてゆきます。「吸玉」は付加価値的な存在でしかないのか?それとも治療の主軸となるなり得る施術方法なのか?検証します。一般の方も資格をお持ちの方も、この機会に是非ご参加頂きたく存じます。
講義時間
第2日曜日 10:00~12:00(通期:10回)
教科書
プリント
持ち物
着替え・タオル(120~130×60~70センチ程度)
受講料
前期分20,000円(5回分)、後期分20,000円(5回分)、前後期分一括納入の場合30,000円(10回分)、1回分のみ受講する場合5,000円
●教材費 通期 : 6,000円 半期 : 6,000円 1回 : 600円
受講資格
どなたでも
講師
宮本 繁(みやもと しげる)
「吸玉療法の基礎と臨床」講義概要
前期(平成30年4月から10月まで)
4月8日 | 禁忌事項と火罐について |
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5月13日 | 排気罐と火罐の体験 |
6月10日 | 吸玉基礎理論① |
7月8日 | 吸玉基礎理論② |
10月14日 | 吸玉スライド法 |
後期(平成30年11月から平成31年3月まで)
11月11日 | ストレスの影響と考え方 |
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12月9日 | 診断方法と補瀉法 |
1月13日 | 実演 |
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2月10日 | 五感に対しての吸玉療法 |
3月10日 | 総合練習 |
※なお、都合により予定通り進まないこともありますので、1講座を希望される方はあらかじめ事務局に講義内容をご確認下さい。
健康美容針灸・基礎
日本における「美容」の概念を変える
目 標
健康美容鍼灸の最大の特徴は、特定の症状や疾患に対する治療ばかりでなく、利用者の要望に応じて、美容を目的とした針灸を積極的に実践することです。同時に、美容という来院目的を通じて、利用者の健康の維持・増進をはかり、疾病予防に寄与し、若々しく元気な心と体を保つことです。本来は治療行為であった針灸が、美容を目的として用いられるようになったのは、人間の「美」と「健康」とが深く関係していることが大きな理由でしょう。例えば、「お肌がきれい」という言葉は、人の外見美を評価する言葉ですが、同時に、それは「顔面部の局所の皮膚の健康状態が良好である」ということを意味しており、健康状態も評価しています。
また、伝統医学の蔵象学説では、顔面部は「五臓を映す鏡」であるとされています。内臓の健康状態は顔色や顔面部の皮膚の状態に反映されるため、顔面部の美しさを維持・増進するためには、内臓の健康状態を保つことが不可欠であり、内臓の健康状態が損なわれた場合には、外見的な美しさも損なわれていくと考えられてきたのです。昨今では、美容業界においても「インナー・ビューティー」という言葉やコンセプトが注目され、「身体の中から美しくなる」という考え方がようやく一般的になってきましたが、東洋医学の知識体系では、何千年も昔から、健康と美は一連で一体を成すものであり、「健やかな身体は美しい」「人間の自然美は健康を基礎として成立する」という考え方が基本でした。そして、このような認識に基づいて実践することで、針灸を、健康の維持・増進・回復ばかりでなく、人間の自然美の維持・増進・回復に役立てることができるのです。美容という針灸の新しい利用目的を通じて、利用者の健康と美の維持・増進、および疾病予防に対してホリスティックにアプローチすることが「健康美容針灸」の本質であり、「ストレス社会」「長寿社会」と呼ばれる現代社会において、このような新しいコンセプトの針灸はますます求められていくのではないでしょうか。
本講座では、健康美容針灸の概念と基礎的な技術を学びます。
講義時間
第2日曜日 12:45~14:45(通期:10回)※先生の都合により第4日曜日になる場合もあります。
教科書
プリント
受講料
前期分20,000円(5回分)、後期分20,000円(5回分)、前後期分一括納入の場合30,000円(10回分)、1回分のみ受講する場合5,000円
●教材費 針代 通期:1,500円 半期:750円 1回:150円
受講資格
鍼灸師・医師・歯科医師。ただし刺針のない内容のものについてはどなたでも受講できます。
講師
北川 毅(きたがわ たけし)
「健康美容針灸・基礎」講義概要
前期(平成30年4月から10月まで)
4月8日 | 健康美容針灸概論 |
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5月13日 | 実技(二指推鍼法基礎1) |
6月10日 | 五臓の生理機能と美容 |
7月8日 | 顔面部・頭部の経穴と刺針 |
10月14日 | 美容概論 |
後期(平成30年11月から平成31年3月まで)
11月11日 | 体質と美容 |
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12月9日 | 美容針灸と安全管理 |
1月13日 | 損容性疾患の弁証論治 |
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2月10日 | スパと健康美容針灸 |
3月10日 | 実技(二指推鍼法基礎2) |
※なお、都合により予定通り進まないこともありますので、1講座を希望される方はあらかじめ事務局に講義内容をご確認下さい。
中医学のメンタルケア
~中医心身医学と七情弁証の薬膳~
現代栄養学とは異なる視点から、食物の身体に対する効果を解説する
講義時間
第2日曜日 10:00~12:00(通期:10回)
教科書
プリント
持ち物
なし
受講料
前期分20,000円(5回分)、後期分20,000円(5回分)、前後期分一括納入の場合30,000円(10回分)、1回分のみ受講する場合5,000円
受講資格
どなたでも
講師
和田 暁(わだ しゃお)旧姓:倪
「中医学のメンタルケア」講義概要
前期(平成30年4月から10月まで)
4月8日 | 中医心身医学概論 気質について |
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5月13日 | 中医心身医学 本能について(相火と疎泄、うつは万病のもと) |
6月10日 | 中医学の心理構造 元神、欲神、識神について |
7月8日 | 七情内傷理論 情志致病の特徴 |
10月14日 | 怒傷肝の中医学と薬膳 |
後期(平成30年11月から平成31年3月まで)
11月11日 | 喜傷心の中医学と薬膳 |
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12月9日 | 思傷脾の中医学と薬膳 |
1月13日 | 憂悲傷肺の中医学と薬膳 |
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2月10日 | 恐驚傷腎の中医学と薬膳 |
3月10日 | 世代別中医学心身健康と薬膳 |
※なお、都合により予定通り進まないこともありますので、1講座を希望される方はあらかじめ事務局に講義内容をご確認下さい。
即実践に役立つ「弁病で考える中医処方」
講義時間
第2日曜日 10:00~12:00(通期:10回)
教科書
プリント
持ち物
なし
受講料
前期分20,000円(5回分)、後期分20,000円(5回分)、前後期分一括納入の場合30,000円(10回分)、1回分のみ受講する場合5,000円
受講資格
どなたでも
講師
西野 裕一(にしの ゆういち)
「弁病で考える中医処方」講義概要
前期(平成30年4月から10月まで)
4月8日 | めまい |
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5月13日 | 不眠症 |
6月10日 | 頭痛 |
7月8日 | 月経不順 |
10月14日 | 不妊症 |
後期(平成30年11月から平成31年3月まで)
11月11日 | 便秘 |
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12月9日 | 胃痛 |
1月13日 | 腰痛 |
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2月10日 | 感冒 |
3月10日 | 鬱症 |
※なお、都合により予定通り進まないこともありますので、1講座を希望される方はあらかじめ事務局に講義内容をご確認下さい。