柔道整復科

伝統に培われた技を学び、身近な医療人、柔道整復師を目指します。

医療専門課程 3年柔道整復師(国家試験受験資格、卒業時〝専門士〟の称号付与)

プロのアスリートからスポーツ愛好者まで、現場に即したスポーツ外傷の治療方法を学びます。
日常に多い肩の疾患、検査法も含め広く学びます。

カリキュラム

  基礎分野 専門基礎分野 専門分野 合計
柔道整復科 14単位 37単位 48単位 99単位

3年間で合計99単位の履修をもって卒業を認定、国家試験受験資格が与えられます。

  1年次 2年次 3年次
基礎分野 ■生物学
■組織学
■医療コミュニケーション
■英語
■栄養学
■社会福祉概論
  ■薬理学
専門基礎分野 ■解剖学Ⅰ
■解剖学Ⅱ
■解剖学Ⅲ
■解剖学Ⅳ
■解剖学Ⅴ
■生理学Ⅰ
■老年生理学
■スポーツ生理学
■外科学概論
■医療概論
■柔道Ⅰ
■解剖学Ⅵ
■解剖学Ⅶ
■生理学Ⅱ
■病理学
■一般臨床医学Ⅰ
■整形外科学Ⅰ
■柔道整復術の適応
■柔道Ⅱ
■社会保障制度
■運動学
■一般臨床医学Ⅱ
■整形外科学Ⅱ
■リハビリテーション医学
■関係法規
■衛生学・公衆衛生学
■職業倫理
専門分野 ■基礎柔道整復学Ⅰ
■基礎柔道整復学Ⅱ
■基礎柔道整復学Ⅲ
■基礎柔道整復学Ⅳ
■基礎柔道整復学Ⅵ
■柔道整復実技Ⅰ
■臨床実習Ⅰ
■基礎柔道整復学Ⅴ
■臨床柔道整復学Ⅰ
■臨床柔道整復学Ⅱ
■臨床柔道整復学Ⅲ
■物理療法学
■画像読影学
■柔道整復実技Ⅱ
■柔道整復実技Ⅲ
■機能訓練指導実技
■スポーツコンディショニング実技
■臨床実習Ⅱ
■臨床柔道整復実技Ⅳ
■臨床柔道整復実技Ⅴ
■臨床柔道整復実技Ⅵ
■臨床柔道整復実技Ⅶ
■柔道整復実技Ⅳ
■柔道整復実技Ⅴ
■柔道整復実技Ⅵ
■柔道整復実技Ⅶ
■柔道整復実技Ⅷ
■臨床実習Ⅲ
■臨床実習Ⅳ

ピックアップ カリキュラム

  • 基礎柔道整復学Ⅰ

    基礎柔道整復学Ⅰ

    「ケガとは何か、どのように治っていくのか」を学びます。柔道整復師が用いる、評価法、整復法、固定法、後療法、指導管理法の基本もここで学びます。

  • 臨床実習

    臨床柔道整復学Ⅰ~骨折・脱臼

    1年次は附属接骨院を使用し、診察の基本を学びます。
    2年次、3年次は提携している外部の接骨院で、より実践的な治療を学びます。

  • スポーツコンディショニング実技

    臨床柔道整復学Ⅱ~スポーツ臨床

    1年次にスポーツ生理学を学んだうえで、スポーツ選手のコンディションニング指導法を学びます。
    レジスタンストレーニングなど、さまざまなトレーニング指導法を学びます。

  • 柔道整復実技Ⅱ

    きゅう実技

    骨や筋肉の触診をしっかり修得したうえで、各疾患に対する手技療法を学びます。また、ストレッチやコンディショニングなどの運動療法も学びます。

■1年次 時間割(例)
  14:00~15:30 15:40~17:10 放課後
月曜日 解剖学Ⅴ 柔道Ⅰ アルバイト
火曜日 解剖学Ⅰ 解剖学Ⅱ アルバイト
水曜日 英語 医療コミュニケーション 触診ゼミ
木曜日 外科学概論 生理学Ⅰ アルバイト
金曜日 基礎柔道整復学Ⅲ スポーツ生理学 実技練習
土曜日 基礎柔道整復学Ⅰ 柔道整復実技Ⅰ 自主学習

在校生インタビュー

小川まり子

スポーツに関わっていきたいと進学
老人の機能回復などにも視野が広がりました

小川まり子/入学前:高校生

幼稚園時代から水泳、柔道、ハンドボール、バレーボールとスポーツをしてきました。スポーツに生涯関わっていきたいと思い、サポートする側になるために柔道整復師を選びました。自分の手でケガを治せるっていいなと思ったのです。
いろいろな事例を学ぶうちに、高齢者の機能回復などにも興味が広がっています。立てなくなってしまう前に運動指導をする仕事、プロのスポーツマンではなく、小・中・高校生のクラブ活動の支援、ママさんバレーをはじめとするアマチュアスポーツのサポートもいいなという具合です。今は、整形外科への就職を考えています。
勉強は、生物学や生理学から、初めて見聞きする専門知識も多く、すべて覚える必要があるのが大変ですね。一方で、1年次から実際に手を動かして治療法を学べるのは楽しいです。柔道の基礎を学ぶ授業は、小中学校時代を思い出しながら、リラックスして受けています。
同級生から社会人経験が聞けるのも、専門学校ならでは。先生も穏やかですし、生徒にも年齢の高い人がいて、落ち着いた雰囲気なのが気に入っています。
授業中に飛び出した話があまりに専門的でよくわからなかったということもありますが、そんな時は担任の先生に聞くと、「そういうことか!」と納得できるまで、とてもわかりやすく教えていただけます。

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