ダブルスクール制度(ダブルライセンス取得)

🏫 ダブルライセンスを目指すなら!

✅東京医療福祉専門学校の「ダブルスクール制度」

東京医療福祉専門学校では、鍼灸師免許と柔道整復師免許の両方を取得する「ダブルライセンス」を目指せる「ダブルスクール制度」をご用意しています。

この制度を活用することで、一つの学校で、効率的かつ現実的に二つの国家資格の取得が可能になります。

では、実際にダブルライセンスを持ち、現在は本校の教員として指導にあたっている坂口先生に、「ダブルスクール制度の魅力」や「ダブルライセンスを取得するメリット」について聞いてみましょう!

1.教員紹介

  • 教員紹介

    坂口 雅明(さかぐち・まさあき)先生

    保有資格

    柔道整復師/はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師

    柔道整復師専任教員資格/鍼灸マッサージ専任教員資格

    ✅経歴

    • 高等学校卒業後、柔道整復師養成校(専門学校)へ進学。
    • 柔道整復科在学中に本校(東京医療福祉専門学校)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧科に入学し、ダブルスクール生活を送る。
    • すべての国家資格取得後、筑波大学理療科教員養成施設で鍼灸臨床に従事
    • 2018年より東京医療福祉専門学校の専任教員に就任。
    • 教育現場での指導にあたる傍ら、日本大学女子バスケットボール部、法政大学女子バスケットボール部のトレーナーとしても活動。

2. それぞれの免許の特徴

  • 2-1. 鍼灸師免許の特徴

    鍼灸師とは?

    ✅鍼(はり)と灸(きゅう)で、からだの不調を整える国家資格の専門職

    鍼灸師は、「はり師」「きゅう師」という国家資格を持つ医療系の専門職です。鍼(細い針)や灸(温熱)を使って、体のツボを刺激し、痛みや不調をやわらげる施術を行います。

    免許があれば、他人に鍼灸を施すことができ、治療院・病院・介護施設・スポーツ現場などで活躍できます。

     

    鍼灸の効果とは?

    ✅肩こり・腰痛から、なんとなくの不調まで幅広く対応

    鍼灸は「肩こり」「腰痛」「関節の痛み」などの慢性的な痛みの改善に効果が期待できます。

    さらに、病名はつかないけれど「なんとなく体調が悪い」「疲れが取れない」といった不調(=不定愁訴)にも対応できるのが鍼灸の魅力です。

    【鍼灸でよく対応する症状の例】

    • 肩こり・腰痛・関節痛・神経痛
    • 冷え性・不眠・自律神経の乱れ
    • スポーツ障害(野球肩・テニス肘 など)
    • 更年期症状・ストレスによる不調 など

    鍼灸施術と保険制度

    ✅医師の同意があれば保険で通える! 経済的にも安心

    鍼灸施術は、一定の条件を満たすことで健康保険(療養費制度)を使うことができます。これにより、患者さんは少ない自己負担で治療を受けることが可能です(※医師の同意書が必要です)。

    もちろん、保険を使わずに実費(自由診療)で施術を行うこともできます。

    つまり、患者さんのニーズや症状に応じて柔軟に対応できるのが鍼灸の特徴です。

    鍼灸師はこんな場所で活躍しています

    鍼灸師は、以下のようなさまざまなフィールドで活躍しています。

    • 鍼灸院や接骨院
    • 総合病院やリハビリ施設
    • 高齢者向けの在宅・訪問施術
    • プロスポーツチームやトレーナー業務
    • 独立・開業して自分の治療院をもつ

    国家資格を取得すれば、安定した職業として一生の技術になります。

     

    鍼灸師免許の詳しい特徴については、下記のリンクを参考にしてください。

    鍼灸師になるには?仕事内容や資格取得までの道のりを徹底解説

  • 2-2.柔道整復師免許の特徴

    柔道整復師とは?

    ✅外傷(ケガ)の専門家として、自然治癒力を引き出す国家資格

    柔道整復師は骨折・脱臼・捻挫・打撲などの「外傷(ケガ)」に対する施術を専門とする国家資格です。

    手術や薬を使わず、人間が本来持つ自然治癒力を活かした“手技療法”で、患者さんの痛みや機能障害の改善を目指します。

    整骨院・接骨院やスポーツ現場、医療・介護の分野まで、幅広いフィールドで活躍している、信頼性の高い医療系専門職です。

    柔道整復師の対応範囲

    施術できるのは、次のような外傷です

    1. 骨折(こっせつ)
    2. 脱臼(だっきゅう)
    3. 捻挫(ねんざ)
    4. 打撲(だぼく)

    その中でも、

    • 骨折・脱臼 → 応急処置は可能。継続施術は医師の同意が必要
    • 捻挫・打撲医師の同意がなくても施術可能

    このように、柔道整復師は症状に応じて自らの判断で施術を行える点が強みです。

    柔道整復師の施術は保険制度(療養費)も利用可能

    ✅患者さんの自己負担を抑えた施術が可能です

    柔道整復師の施術には、健康保険の一部として「療養費制度」を利用することができます。

    特に「捻挫・打撲」などの外傷については、医師の同意がなくても保険適用が可能です。

    これは、同じく保険適用される「鍼灸施術」では医師の同意書が必須なため、

    柔道整復師の方がより柔軟に施術を提供できるという特徴があります。

    柔道整復師の主な活躍の場

    柔道整復師は、以下のような場所で広く活躍しています

    • 接骨院・整骨院(独立開業・勤務)
    • 整形外科・クリニックでのリハビリ支援
    • スポーツトレーナーとしてプロや学生のケガ予防・回復をサポート
    • 介護・福祉施設や在宅訪問による高齢者ケア

    国家資格を活かして、地域の健康づくりやスポーツ現場で必要とされる存在です。

     

    柔道整復師免許の詳しい特徴については、下記のリンクを参考にしてください。

    そもそも、柔道整復師とは?-専門学校教員による徹底解説-

  • 2-3.鍼灸師免許と柔道整復師免許の違い

    鍼灸師と柔道整復師の違いとは?

    ✅それぞれの特長を理解して、自分に合った国家資格を選ぼう 

    鍼灸師と柔道整復師は、どちらも東洋医学に基づいた「手技療法」や「自然治癒力」を活かす国家資格です。

    どちらも「人の健康を支える」重要な仕事ですが、対応する症状や施術方法、活躍の場に大きな違いがあります。

    鍼灸師は「内側からの不調」に対応する専門家

    鍼灸師は、鍼(はり)や灸(きゅう)を使ってツボを刺激し、体のバランスを整える施術者です。

    肩こり・腰痛・神経痛などの「痛み」はもちろん、疲れやすさ・冷え・不眠・生理不順といった自律神経の乱れや不定愁訴にも対応します。

    • 慢性的な症状や体質改善を得意とする
    • 広い年齢層に対応できる
    •  医師の同意があれば保険適用も可能

    鍼灸は、病名がつかない不調にもアプローチできる施術方法であり、近年では美容や予防医療の分野でも注目されています。

    柔道整復師は「ケガへの施術」に特化した専門家

    柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫など、外傷(ケガ)を対象とする専門職です。

    整骨院やスポーツ現場などで、固定・整復・リハビリなどの施術を行い、回復をサポートします。

    • 急性の外傷に対する施術が可能
    • 捻挫・打撲には医師の同意なしで保険が使える
    • スポーツトレーナーや医療介護分野でも活躍

    特にスポーツ現場では、プレー中のケガへの即時対応や、復帰までのケアなどで頼りにされる存在です。

    項目鍼灸師柔道整復師
    国家資格はり師・きゅう師(2つ)柔道整復師
    対応範囲慢性症状・体質改善・不定愁訴など外傷(ケガ)への対応
    保険適用医師の同意があれば可能一部は医師の同意なしで可能(打撲・捻挫)
    主な施術方法鍼や灸でツボを刺激手技・固定・整復など
    活躍の場鍼灸院・美容・医療・訪問施術など整骨院・病院・スポーツ現場・介護施設など
    強み幅広い症状に対応できるケガに特化した専門的な施術ができる

    どちらを目指すべき? 迷っている方へ

    どちらも「人を元気にする」素晴らしい仕事です。

    自分の興味や将来像に合わせて選ぶのがポイントです。

    • 幅広い悩みに寄り添いたい → 鍼灸師
    • スポーツやケガのケアに関わりたい → 柔道整復師

    また、両方の資格を取得する「ダブルライセンス」も人気です。

    施術の幅が大きく広がり、将来の選択肢も豊富になります。

3.柔道整復師免許と鍼灸師免許を取得するメリット

  • 3-1.臨床現場やスポーツ現場におけるメリット

    症状に応じた施術ができるから、患者さんに選ばれる

    鍼灸と柔道整復では、対応できる症状や施術のアプローチが異なります

    🔹 打撲・捻挫・骨折・脱臼などの外傷(ケガ)には、柔道整復師の施術

    🔹 慢性的な痛み・疲労感・自律神経の乱れなどには、鍼灸師の施術

    それぞれが得意とする症状に違いがあるからこそ、両方の免許を取得することで、症状に合わせた最適なアプローチが可能になります。

    施術の選択肢」が増えることで、対応力がアップ!

    ダブルライセンス(柔道整復師+鍼灸師)を取得する最大のメリットは、患者さんの症状に合わせて施術方法を柔軟に選べることです。

    たとえば…

    • 柔道整復だけでは対応しきれない慢性症状には鍼灸を
    • 鍼灸だけでは難しいケガの応急処置や整復には柔道整復を

    →どちらか片方の資格ではカバーしきれない症状にも、ダブルライセンスなら一人で対応できます

    スポーツ現場では「両方の技術」が大きな強み

     

    特にスポーツの現場では、ダブルライセンスのメリットが際立ちます

    • ケガの直後には柔道整復で応急処置と固定
    • リハビリや競技復帰時には鍼灸で筋肉や自律神経の調整

      ケガの発生から復帰までを一貫してサポート可能!

    競技特性に応じたサポートが可能に

    競技によって発生しやすい症状が異なるため、柔道整復と鍼灸の技術を両方持っていることが活きてきます。

    競技主に活かされる施術
    アメリカンフットボール・ラグビー・格闘技など(コンタクトスポーツ)柔道整復師の技術(骨折・脱臼・打撲などのケガ)
    野球・サッカー・バスケットボールなど(非接触競技)鍼灸師の技術(疲労・筋肉の張り・自律神経の調整)

    スポーツトレーナーやアスリートサポートを目指す方にとって、競技特性に応じた適切な対応ができるダブルライセンスは大きな武器になります。

  • 3-2.就職におけるメリット

    ダブルライセンスで広がる就職のチャンス

    ✅鍼灸師+柔道整復師の資格を持つことで、応募できる求人が格段に増える!

    鍼灸師・柔道整復師の求人は、それぞれ保有資格に応じた職種での募集が一般的です。

    • 柔道整復師のみを募集している整骨院や接骨院
    • 鍼灸師のみを求めている鍼灸院や美容鍼サロン

    このように、企業ごとに「必要としている資格」が異なるため、

    保有資格が一方のみの場合、応募できる求人は限られてしまいます。

    ダブルライセンスなら、どちらの求人にも応募可能!

    柔道整復師と鍼灸師の両方の国家資格を保有していれば、

    どちらの募集内容にもマッチするため、就職先の選択肢が一気に広がります。

    • 柔道整復の求人にも応募できる
    •  鍼灸の求人にも応募できる
    •  両方の技術を活かせるハイブリッドな職場にも強い!

    「資格が多い=就職活動の自由度が高い」という大きなメリットがあります。

    資格手当がつく職場も多く、給与面でも有利に

     

    また、鍼灸師・柔道整復師としての勤務では、「資格手当」が支給される職場も多数あります。

    • 柔道整復師の資格手当:○○円
    • 鍼灸師の資格手当:○○円

    両方の資格を保有していれば、2つ分の資格手当がつく可能性も!

    つまり、単独資格よりも高収入が見込めるケースが多くなります

    「柔整+鍼灸」だからこそ、採用側にとっても魅力的な人材に

    採用する側から見ても、複数の施術に対応できる人材は貴重です。

    • 施術の幅が広がり、患者対応が柔軟に
    • スタッフの少ない治療院でも即戦力に
    • 将来、院長候補としても期待できる

    ダブルライセンスにより「この人なら、任せられる」と思われる存在を目指せます。

  • 3-3.開業/独立におけるメリット

    開業・独立で圧倒的な強み!

    ✅柔道整復師 × 鍼灸師のダブルライセンスが叶える、理想の治療院経営

    将来的に治療院を開業したいと考えている方にとって、

    柔道整復師と鍼灸師、両方の国家資格を持つことは大きなアドバンテージになります。

    1人でも「鍼灸接骨院」が開業できる!

    • 柔道整復師の資格だけなら → 接骨院(整骨院)を開業
    • 鍼灸師の資格だけなら → 鍼灸院を開業

    どちらか一方の資格だけでは、できる施術・開業形態に制限があります。

    しかし、柔道整復師と鍼灸師の両方の免許を取得していれば、1人でも“鍼灸接骨院”を開業可能

    他のスタッフを雇用しなくても、幅広い施術を提供する治療院をスタートできます。

    柔整 × 鍼灸で、患者層が広がる

    「鍼灸接骨院」では以下のように、異なるニーズを持つ患者さんの受け入れが可能です。

    施術対象主な施術保険の適用対応可能な資格
    ケガ(打撲・捻挫・骨折・脱臼など)柔道整復施術療養費(保険対応)柔道整復師
    慢性的な肩こり・腰痛・不定愁訴など鍼灸施術医師の同意で保険対応可/自費も可鍼灸師
    美容目的・自律神経の調整美容鍼など自費診療鍼灸師

    ダブルライセンスなら、どちらの患者ニーズにも柔軟に対応可能。

    地域の患者さんが「選びやすく、通いやすい」治療院になります。

    経営の安定性も高まる

    • 保険施術(柔整)でベースの収益を確保
    • 自費施術(鍼灸・美容鍼)で利益率アップ
    • 幅広い患者層が集まることで、安定経営につながる

    ✅開業後の収益基盤が安定しやすく、長く続けられる治療院経営を目指せます。

    他スタッフに依存しない経営が可能に

    たとえば、柔道整復師しか資格を持っていない場合、

    鍼灸施術を提供したいなら「別の鍼灸師を雇う」必要があります。

    しかし、自分自身が両方の免許を持っていれば、人材確保に困らずに施術の幅を広げられるため、

    開業当初から自分の裁量でメニュー構成・運営スタイルを設計できます。

4.東京医療福祉専門学校でダブルライセンスを取得するメリット

  • 4-1.金銭的なサポート制度(ダブルスクール奨学金)

    学費面でも安心!

    ✅柔道整復科 × はり・きゅう科 ダブルスクール制度のメリット

    東京医療福祉専門学校では、柔道整復科とはり・きゅう科のダブルスクール制度を導入しており、

    この制度を利用すると、最大で120万円の学費減免が受けられます。

    通常より120万円お得にWライセンス取得!

    柔道整復科・はり・きゅう科を別々に入学(6年間在籍)した場合の学費総額は約750万円となりますが、

    ダブルスクール制度を利用すれば、

    • 3年制プランで:660万円(▲90万円)

    • 4年制プランで:690万円(▲60万円)

    • 5年制プランで:720万円(▲30万円)

    と、大幅な学費軽減が可能です。

    ※本校卒業生が再入学する場合は、再入学時の入学金(30万円)が免除となります。

    💡 学費が抑えられる2つのポイント

    ● Point1:施設管理費は1学科分だけ

    通常は各学科ごとにかかる施設管理費(年間10万円)が、ダブルスクール期間中は1学科分のみの負担。これにより、最大30万円の軽減が可能です。

    ● Point2:奨学金を毎年支給

    ダブルスクール期間中は、年間20万円のダブルスクール奨学金を支給(最大60万円)。これにより、経済的な負担をさらに軽減できます。

    💰 学費比較表(合計金額)

    学習プラン総学費入学金授業料施設管理費奨学金支給
    単独で各学科に入学(6年間)750万円30万円×1110万円×6年10万円×6年なし
    ダブルスクール(3年制)660万円30万円110万円×6年30万円(片方免除)60万円支給
    ダブルスクール(4年制)690万円30万円110万円×6年40万円40万円支給
    ダブルスクール(5年制)720万円30万円110万円×6年50万円20万円支給

    🎓 ダブルスクールは、時間もお金も効率よくW国家資格を目指せる制度!

    東京医療福祉専門学校では、学費面のサポートも充実した環境で、ダブルライセンス取得をバックアップしています。

    「費用面が心配」という方も、安心して夢にチャレンジできる制度です。

  • 4-2.日中(9:30~17:10)の通学でOK

    ダブルスクールでも安心の時間割

    ✅授業は日中のみ!無理なく通える時間設定

    東京医療福祉専門学校のダブルスクール制度では、日中のみの授業でW国家資格を目指すことができます

    • はり・きゅう科:9:30〜12:40
    • 柔道整復科:14:00〜17:10

    午前と午後に授業が分かれているため、ダブルスクールでも授業は9:30〜17:10の間に完結

    夜間(18:00以降)の授業は一切ありません。

    時間的なゆとりがあるからこそ、通いやすい!

    夕方以降はアルバイトやプライベートの時間、予習・復習にも活用できるため、

    無理なく学び続けられる時間割設計となっています。

    💡 こんな方におすすめ!

    • 夜間ではなく日中に学びたい
    • 生活リズムを崩さずにダブルライセンスを取得したい方
    • 授業後の時間をアルバイトや自主学習に活用したい方
  • 4-3.学内での単位認定制度

    ダブルスクール制度なら「効率よく」学べる

    ✅柔道整復科とはり・きゅう科は共通科目が多数!

    柔道整復科とはり・きゅう科では、カリキュラムの30〜40%が共通しています。

    たとえば「解剖学」や「生理学」など、医療系の基礎科目は両学科で同様に学ぶ内容です。

    共通科目は単位を相互認定!

     

    本校のダブルスクール制度では、一方の学科で取得した単位を、もう一方の学科でも有効としています。

    つまり、すでに修了した授業に関しては、出席や試験の必要がない場合があるのです(※出席も可能です)。

    【例】柔道整復科で「解剖学」を履修済みの場合

    • 柔道整復科の授業:出席必須・試験必須
    • はり・きゅう科の授業:出席任意・試験免除

    通学日数が少なくなることも!

    共通科目の認定によって、授業に出席しなくてもよい時間帯や曜日が生まれることがあります。

    そのため、ダブルスクールでありながらも、通学日数や授業時間を抑えて卒業が可能になります。

    💡 こんな方におすすめ!

    • 忙しくても効率的にダブルライセンスを取得したい
    • 無理のないスケジュールで通学したい
    • 時間に余裕を持って資格取得を目指したい

    本校のダブルスクール制度なら、無駄なく、負担を減らしながら、効率よく学ぶことができます。

    「両学科の履修は大変そう…」と不安な方にも、自信を持っておすすめできる制度です。

  • 4-4.東京医療福祉専門学校のダブルスクール制度で取得できる技術

    多彩な技術を身につける──本校ダブルスクールの魅力

    ✅柔道整復 × 鍼灸、両方の技術を高いレベルで習得できます

    本校のダブルスクール制度を利用することで、柔道整復師と鍼灸師、両方の専門スキルを体系的に習得することができます。

    従来の枠にとらわれない“新しい医療人”として、幅広い現場での活躍を目指せます。

    柔道整復科で学べる技術

    柔道整復師の本来の役割である「ケガの処置」はもちろん、現場ニーズに応える最新スキルも身につきます。

    【伝統技術】

    1. 整復(骨折や脱臼の元に戻す施術)
    2. 固定(ギプスや包帯などを用いた処置)
    3. 後療法(リハビリ)

    【現代の現場で求められるスキル】

    1. 手技療法(整体・マッサージ的な施術)
    2. ストレッチ指導
    3. パーソナルトレーニング
    4. キネシオテーピング

    近年では、臨床現場やスポーツの現場において、トレーニングやボディケアの知識・技術も柔道整復師に求められています。本校では、それらを一貫して学べるカリキュラムを整えています。

    はり・きゅう科で学べる技術

    鍼灸は、東洋医学から生まれた伝統医療ですが、近年では現代医学と融合した新しい鍼灸技術も注目されています。

    【学べる鍼灸の3本柱】

    1. 経絡治療(日本式の鍼灸:体の「気の流れ」を整える)
    2. 中医学的鍼灸(中国式の鍼灸:舌・脈・問診などで全身を診る)
    3. 現代医学的鍼灸(解剖学や神経学に基づく鍼灸)

    本校では、東洋医学・西洋医学の両視点から鍼灸を学ぶことで、より幅広い症状やニーズに対応できる鍼灸師を目指します。

    圧倒的な実践力を身につけられるダブルスクール制度

    本校のダブルスクール制度を活用することで、

    • 手技療法
    • テーピング
    • トレーニング指導
    • 東洋医学による鍼灸
    • 現代医学による鍼灸

      といった、多岐にわたる技術を一人の施術者として習得することが可能になります。

    もはや文章では収まりきらないほど、実践力の幅が広がるダブルスクール制度。

    「臨床現場で必要とされる人材」へ、「スポーツ現場で頼られる存在」へと、確かなステップを踏み出せます。

  • 4-5.4年制ダブルスクールがおすすめ!

    「無理なく確実にダブルライセンス取得を目指せる」4年制ダブルスクールがおすすめです

    ✅本校では、柔道整復師とはり・きゅう師のダブルライセンスを目指す4つの学び方をご用意しています。

    • 3年制ダブルスクール
    • 4年制ダブルスクール
    • 5年制ダブルスクール
    • 別々に入学(合計6年在籍)

    この中で最もバランス良く、無理のない学び方としておすすめしたいのが、4年制ダブルスクールです。

    多くの学生が悩む「3年制 or 4年制」─違いはここにあります─

    比較項目4年制ダブルスクール3年制ダブルスクール
    学費総額690万円660万円
    在籍期間4年間3年間
    単位認定数多い少なめ
    勉強の負担比較的軽い非常に重い
    国家試験2年に分けて受験1年で2つの試験を受験

    【3年制ダブルスクール】最短・低コストだが高負荷

    3年制は最短で資格を取得し、すぐに現場で活躍できるというスピード感とコストメリットが大きな魅力です。

    ただしそのぶん、学びの密度・負担は非常に高くなります。

    • 期末試験は両学科で同時期に実施
    • 国家試験は同年度内に2回(例:鍼灸→柔整の順で1週間差)
    • 授業も両学科で並行して行うため、予習・復習が常に必要

    結果として成績が伸びる傾向はありますが、精神的・体力的な負荷も相応に高いのが現実です。

    【4年制ダブルスクール】時間と負担を分散して、着実にステップアップ

    • 4年制ダブルスクールでは、1年ずらして入学するため、
    • 先に入学した学科の単位がもう一方の学科に多く認定される
    • 出席が不要な授業や免除される試験が増える
    • 国家試験を2年に分けて受験できる

    など、学習負担が大幅に軽減されます。

    しっかりと基礎を築きながら、ダブルライセンス取得を目指すことができるのが最大の強みです。

    柔道整復科からスタートするのが、さらにおすすめ

    4年制ダブルスクールを選ぶ場合は、先に柔道整復科へ入学することを推奨します。

    その理由は以下の通りです。

    • 柔道整復科の単位は、はり・きゅう科のより多くの科目に単位認定されやすい
    • 卒業後(4年目)は、午前中は「はり・きゅう科の学生」、午後以降は「柔道整復師として勤務」が可能

      (※本校のはり・きゅう科の授業は午前実施)

    このように、最終学年は「学びながら働く」ことが現実的に可能になります。

    将来的な開業や独立に向けて、経験を積むスタートとしても非常に理想的です。

    結論:バランスのとれた最適解、それが「4年制ダブルスクール」

    • 最短ではないが、最も確実に資格取得を目指せる
    •  国家試験も一つずつ集中して受験可能
    • 単位認定で授業・試験の負担が軽減
    • 働きながら学べる4年目の自由度

    それぞれのライフスタイルや目標に応じて最適な選択肢は異なりますが、

    無理なくダブルライセンス取得を目指したい方には、4年制ダブルスクールが最もおすすめです。

  • 4-6.本校に在籍する柔道整復師免許+鍼灸師免許を保有する教員

    本校の正職員には、柔道整復師免許+鍼灸師免許を保有する教員が多数在籍しています。
    (教員によっては、さらに「あん摩マッサージ指圧師免許」も保有しています)

    ダブルスクール制度を利用する中で、授業やゼミ活動で接する機会も多くあると思いますので、なにかあればお気軽にお声掛けください。

    本科学科長
    湯浅 陽介

    教員紹介

    専科学科長
    髙山 智仁

    教員紹介

    専任教員
    橘 和豊

    教員紹介

    専任教員
    戸倉 敬介

    教員紹介

    専任教員
    日高 陽介

    教員紹介

    専任教員
    坂口 雅明

    教員紹介

5.四年制大学との比較

  • 5-1.本校でのダブルライセンス取得と四年生大学での鍼灸師免許または柔道整復師免許取得の比較

    「本校でダブルスクールを活用して2つの国家資格を取得する」パターン

    vs

    「4年制大学で柔道整復師または鍼灸師のいずれか1つを取得する」パターン


    この2つを資格・時間・コスト・キャリアの観点から整理・比較していきます。

     

    ✅ パターン①:本校のダブルスクールで「鍼灸師+柔道整復師」のW資格取得

    項目内容
    取得資格柔道整復師 + 鍼灸師(国家資格2つ)
    最短年数3年(3年制ダブルスクール)〜 4年(4年制ダブルスクール)
    学費総額660万~690万円(奨学金・免除制度適用後)
    通学時間帯午前:はり・きゅう科(9:30〜12:40)/ 午後:柔道整復科(14:00〜17:10)夕方以降は自由時間
    単位認定制度共通科目は片方で取得すればもう一方で免除可
    国家試験2つ受験(3年制=同年、4年制=別年)
    就職の選択肢接骨院、鍼灸院、整形外科、スポーツ現場、美容鍼灸、独立開業など多岐
    将来の強み柔整・鍼灸両方を活かした「保険+自費」の施術が可能、開業時の幅が広い

     

    ✅ パターン②:4年制大学で「柔道整復師」または「鍼灸師」のいずれかを取得小

    項目内容
    取得資格柔道整復師 or 鍼灸師(どちらか1つ)
    年数4年
    学費総額約500万円〜700万円(大学により差が大きい)
    通学時間帯学部により異なるが、日中が中心。座学中心の傾向もあり
    単位認定制度単独資格のみなので該当なし
    国家試験1つのみ(鍼灸 or 柔整)
    就職の選択肢取得した資格に応じた職場が中心。1資格のみでの独立開業も可能
    将来の強み学士号の取得により、将来的に大学院進学や研究職の道も開ける

    🎯 比較まとめ:どちらがあなたに合っている?

    比較項目ダブルスクール(専門学校)4年制大学
    資格数2資格(柔整+鍼灸)1資格(柔整 or 鍼灸)
    年数3〜4年で卒業可能4年固定
    費用ダブルでも工夫すれば割安学費に幅がありやや高め
    国家試験数2回(しっかり対策が必要)1回(集中できる)
    学びの内容臨床・実技重視(就職に直結)座学や研究も含む幅広い学習
    将来性開業・独立に強く、治療幅が広い研究・教員などアカデミック寄りも可

     

  • 5-2.こんな方には本校でのダブルライセンス取得が向いている

    🎯 専門学校は「職業訓練の場」— 目標が明確な方に最適な選択

    専門学校は「職業訓練校」として、資格取得とその後の就職を見据えた実践的な教育を行う場です。

    そのため、「将来は柔道整復師になりたい」「鍼灸師として活躍したい」という明確な目標がある方には、専門学校進学が非常に向いています。

    とくに本校のダブルスクール制度を利用する方は、「Wライセンス(柔道整復師+鍼灸師)を取得して現場で幅広く活躍したい」という強い意志を持つ学生が多く、将来像が明確な方にこそ適した制度です。

    ✨ 実技重視のカリキュラムで“現場力”を育成

    本校では、国家試験対策はもちろんのこと、それ以上に「現場で活躍できる人材の育成」に重点を置いています。

    そのため、実技教育に力を入れたカリキュラムを編成しており、

    • ケガに対する処置・整復・固定
    • 手技療法やトレーニング指導
    • 東洋医学・現代医学の両方に基づく鍼灸技術

    といった、現代の臨床現場やスポーツ分野に求められる多様なスキルを在学中にしっかりと習得することができます。

    💡 「学歴」よりも「資格」で評価される業界です

    柔道整復師・鍼灸師の業界では、大学卒(学士)か専門学校卒(専門士)かによって給与が変わることはほとんどありません

    評価の基準となるのは「どの資格を持っているか」「どのような技術があるか」です。

    つまり、学歴ではなく実力と資格で勝負できる業界だからこそ、

    実践力と即戦力を育てる本校のダブルスクール制度は、目標が明確な方にとって非常に合理的な進路選択といえるでしょう。

    💡 本校ダブルスクールのメリットが活きる人

    • 早く現場に出て活躍したい
    • 将来的に開業を目指している
    • 治療の幅を広げたい(保険+自費)
    • 学びを効率的にしたい(単位認定あり)
    • 医療・スポーツ・美容など多方面で活躍したい

     

  • 5-3.こんな方には四年制大学が向いている

    🎓 四年制大学進学の魅力:多様なキャリアと「学士」取得

    四年制大学を卒業すると、「学士(大学卒)」の学位を取得できます。

    柔道整復師・鍼灸師として働く際には、専門学校卒と大学卒で給与や待遇に大きな違いはありません

    しかし、一般企業への就職や柔道整復・鍼灸以外の進路を視野に入れる場合、大学卒の学歴が大きな強みになります。

    一般企業への就職にも対応できる「学士」資格

    一般企業の求人では、応募条件に「大卒以上」と明記されていることが多く、

    専門学校卒では応募が難しい求人でも、四年制大学を卒業していれば応募が可能になります。

    大学の柔道整復学科や鍼灸学科を卒業したからといって、必ずしも国家資格を活かす道に進む必要はありません

    進路に柔軟性を持たせたい方、将来の選択肢を広く持ちたい方には、大学進学が適した選択となるでしょう。

    教員免許・スポーツ系資格の取得も可能

    大学での選択科目によっては、以下のような柔道整復・鍼灸以外の専門資格を取得することも可能です:

    • 🏫 教員免許(保健体育など)
    • 🏋️‍♂️ スポーツトレーナー資格(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー〈日体協AT〉など)

    スポーツ・教育分野への道を拓くことができるのも、大学ならではの魅力です。

    🌟 柔道整復・鍼灸+αの進路を考えるなら大学も選択肢に

    • 「国家資格も取得したいけど、将来の進路はまだ決めきれていない
    • 資格を活かす仕事だけでなく、一般企業や教育業界にも興味がある

    そんな方には、キャリアの選択肢が広がる四年制大学への進学も大きなメリットになります。

    💡大学進学が向いている人

    • 学士号を取得したい
    • 将来的に大学院・研究職・教育職なども視野に入れたい
    • 1つの分野をじっくり学びたい

6.まとめ

  • まとめ

    🎯 ダブルライセンス取得の価値と、本校ダブルスクール制度の魅力

    これまでに、柔道整復師免許と鍼灸師免許の両方を取得する「ダブルライセンス」のメリット、そして本校でダブルスクール制度を利用することのメリットについてご紹介してきました。

    実際に、可能であれば両方の資格を取得することをおすすめします

    柔道整復と鍼灸、それぞれに強みがあり、両方の視点からアプローチできる施術者は臨床・スポーツ現場でも重宝される存在となります。施術の幅が広がるだけでなく、活躍できるフィールドも飛躍的に拡大します。

    ただし、ダブルライセンスは「必須」ではありません

    もちろん、どちらか一方の資格だけでも十分に活躍されている方も多くいらっしゃいます

    「柔道整復師として接骨院で」「鍼灸師として美容や体質改善の分野で」など、

    明確な目標がある方であれば、シングルライセンスでも十分です

    重要なのは、ご自身の将来像に合わせて最適な進路を選ぶことです。

    👨‍⚕️ ダブルスクール経験者が語る「本校の魅力」

    私は過去に、他校の柔道整復科(夜間部)に通いながら、本校のはり・きゅう・あん摩マッサージ指圧科(昼間部)に通うダブルスクール生活を送っていました。

    実際にその生活を経験したからこそ、1つの学校の昼間時間帯だけでダブルライセンスが取得できる本校の制度がいかに魅力的かを強く実感しています。

    💸 経済的負担の大幅軽減

    私自身、別々の学校に通ったことで、学費は2校合わせて約1000万円にもなりました。

    しかし本校のダブルスクール制度であれば、

    • 片方の学科の入学金が免除
    • ダブルスクール奨学金の適用

      などのサポートがあり、経済的な負担を大きく軽減できます。

    🕒 スケジュールの負担も少ない

    他校に通っていた当時の私は、

    • 朝7時に家を出て
    • 9時〜15時まで本校(はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧科)
    • 18時〜21時まで他校の夜間部(柔道整復科)の授業
    • 帰宅は22時過ぎ

    という生活をしており、体力的にも金銭的にも非常に過酷な毎日でした。アルバイトをする時間も取れず、本当に大変でした。

    一方で本校のダブルスクール制度では、

    9:30~17:10の時間内で2つの学科の授業を完結させることができます。

    放課後の時間をアルバイトや自習、プライベートに活用できるため、勉強と生活のバランスを保ちやすいのが大きな魅力です

    🔍 自分にとって最適な資格の選び方

    • 「柔道整復師免許が必要なのか」
    • 「鍼灸師免許が向いているのか」
    • 「両方の免許を取得すべきなのか」

    これは人によって異なり、正解は一人ひとり違います

    だからこそ、まずはご自身の将来の姿をイメージしながら、最適な進路を一緒に考えてみませんか?

    📅オープンキャンパスへのご参加をお待ちしています

     

    進路に迷っている方、免許の選び方に悩んでいる方は、ぜひ一度本校のオープンキャンパスにご参加ください。

    皆さま一人ひとりの目標やライフスタイルを丁寧にお伺いしたうえで、あなたに最も合った進路をご提案させていただきます。

    ▶ ご予約はWeb・電話で受付中です。

    「ダブルライセンスって自分に合っているのかな?」という気軽なご相談からでも大歓迎です!